No.5  井戸端会議は煙りの中で

November 12, 2019

 

 


国によって文化は違う。
気候は違う。景色も性格も、法律も違うもの。
同じ国でも場所によって、全く別の世界へ来たような気になることもしばしば。
返事はwiだったかsiだったか。

あれ、今私は何処にいるんだったか。




ひとつ、ヨーロッパで驚いたのが、路上喫煙(歩きタバコ)だ。
近年日本では喫煙者へ懐はどんどん狭くなっている。ただ一本のタバコを吸うだけでも、雨の中、レストランから外へ出て歩かないとその目的が達成されることはないという場面を何度も目にしてきた。或いは寒空の下。猛暑の中。いや、ならば吸わなければ良いのに。と、簡単に非喫煙者の私は思ってしまうが。




このように屋内も屋外も厳しく規制される日本なので、そのギャップに驚かないわけにはいかなかった。
ヨーロッパ諸国(少なくとも私が訪れた国)では、屋内での喫煙は基本的に出来ないが(もちろん場所による)外ではみんな吸いたい放題。カフェのテラスを始め、外で誰か立っているなーと思ったら大体一服中。歩きタバコも、こんな人混みでよく出来るな、と全力で心の中で叫びたくなることが多々あった。(いや、もう叫んでいた。)


本当に皆、良くタバコを吸う。そんな印象。
体の穴という穴から煙が出そうだ。恐らく日本に比べれば、ヨーロッパでは多くの女性が喫煙者だろう。そしてその姿は何故あんなにも色っぽく映るのか。しかし個人的に、歩きタバコはどうしても容認できない。子供の顔にでも当たったらどうする。自分のことで言えば買ったばかりのこのコートに当たったらどうする、弁償してもらうからな。と、何度か思った。
ま、あれこれ言うつもりはないが。
ただ、見ていて歩きタバコより、何処か立ち止まって一服している人の方が多いとも感じた。


そんなタバコ事情、お陰で街には吸い殻が。なかなかの物。
街の至る所にゴミ箱があり、その点は非常に助かったし、そのゴミ箱の上部分が灰皿のようになっているものも何処かの国で見かけた。
一方で、それらを含めて道路を清掃する人達の姿。地面に落ちたゴミを掴むための特殊な棒と、でっっっかいブラシのついた大きなトラックのような車。道路脇の落ち葉やゴミを一気に掻き出す。ちなみにこの車がブラシを回す横を通ると身体中悲惨な事になる。よく考えれば日本ではあまり見かけない。



結果的に道端の吸い殻達は、本来の目的とは別の、仕事と雇用を生むという意味合いを持ち合わせているのかもしれない。どんな気持ちだろうか。


そんな事を考えながら歩き回った1ヶ月だった。 

 

 

📷

ある日のカムデンタウン。

そして気に入って通ったショーディッチのかふぇ。

そして携帯を弄るんじゃなくて、目の前にいる誰かと喋りながら、沈む夕日に染まるサンセバスチャンの人達。ここで1人ジェラート食べたな。

 

 

 

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